結婚式のプロフィールムービーの構成について

結婚式の最初や、お色直しの待ち時間で流れることの多いプロフィールムービー。実際にこれから作ってみようという方々のため、簡単にその構成について説明しようと思います。

最初は来てくださったゲストの皆様に、お礼の言葉をのせるパターンが多いです。「本日は私たちの結婚式にお越し頂き、ありがとうございます。短い間ですが、どうぞ楽しんでいってください。」などで始まり、「それでは、簡単に私たちのプロフィールを紹介します。」と進みます。最初のお礼は、ムービーの最後に持ってくることも多いです。

次に、二人のプロフィールの紹介に移ります。古い友人以外は、二人の小さい頃の姿を知りません。子供時代の写真を載せると反響も大きいです。ここでは新郎から新婦へと、各人まとめて紹介する場合と、お互いを比較しながら紹介する場合があります。後者の場合は、名前を載せたり背景を変えるなど、どちらの写真がわかるようにしましょう。

写真とともに、当時どんな子供であったか、どこに行ったときの写真か、どんな出来事があったかなど、具体的な思い出を書いた方が面白いと思います。当日どこの席からでも見えるように、あまり画面の端まで書き込まず、2~3行まででとどめておくと良いでしょう。

次に、二人がどこで出会ったのか、そのころの写真や思い出に移ります。お互いの第一印象や、今とは違った二人のツーショットなども喜ばれるでしょう。

さらに、二人の馴れ初めになります。きっかけはなんであったか、プロポーズはどこでしたのかなど、ゲストの方が知らない情報があると盛り上がるでしょう。

最後に、「今後も二人をよろしくお願いします。」といった挨拶や「まだまだ披露宴は続くので楽しんでいってください。」などの言葉で締めると良いと思います。本番ではここで新郎新婦の入場という運びになると思います。

さて、BGMや背景をどういった感じにするかとても悩むところだと思います。二人の人柄にもよりますが、面白い写真を使って笑えるムービーにするか、ちょっとここで感動的な雰囲気にするかは二人次第です。BGMも、明るい定番曲にしたり、しっとりをとクラシックにしたり、会場のコンセプトに合わせて好きな映画のテーマソングにしたりと選択肢はいくらでもあります。今はインターネットなどで、音源から動画の素材まで、いくらでも手に入れることができます。

むやみに始めるのは時間も労力もかかってしまいます。まずは二人で、式全体も含めてどのような雰囲気にもっていくか、話し合うことが大切です。

結婚式のエンドロールに関するあれこれ

ブライダルビデオカメラマンの情報発信サイト