結婚式のエンドロールで会社関係のゲストの表記順
結婚式の終わりに流れるエンドロールは、音楽にのせて写真とゲストの名前を流すもので大変人気の演出の一つです。
ゲストへの感謝の気持ちを伝えることができ、披露宴を締めくくるのにふさわしい演出として取り入れる方が増えています。
また、招待されたゲストの側からも自分の名前が流れることで、最後まで丁寧なもてなしを受けたと感じると好評です。
そんなエンドロールですが、いざ制作しようとした場合に頭を悩ませてしまうのがゲストの名前表記の順番です。
特に会社関係のゲストの場合は上司などを招待していることもあり、失礼がないようにしなければなりません。
まず、基本的な考え方として結婚式では何事も新郎側から行います。
主賓の挨拶などと同様に、ゲストを紹介する際も新郎側からというのが習わしです。
そのためエンドロールでも新郎側のゲストを全員並べた後に、新婦側のゲストを並べていきます。
並べ方の基本は、主賓→(いる場合は)恩師など→上司→先輩→同期→後輩→友人→家族となります。
このうち主賓が会社関係である場合はその人からになりますが、それ以外の場合は上司、先輩、同期、後輩が会社関係となり、その中の並び順についても注意が必要です。
上司について明確な役職差がある場合はその役職順の通りがよいでしょう。
先輩は役職差があればその順で、なければ勤続年数が長い順で並べます。
同期は勤続年数に差がないため五十音順に並べるのが一般的です。
後輩の場合は、勤続年数が長い順に並べれば良いでしょう。
このように考えていくと意外に規則的に並べることができるということに気づかれるのではないでしょうか。
席次表作りなどと違い、単純に上から並べていけばよいだけなのでルールに従って行えばさほど時間はかかりません。
むしろ並べ方よりも注意しなければならないのは、席次表と同様名前の表記を間違えないことです。
人の名前はあて字や旧字の使用など様々なパターンがあります。
また職場などでは普段略字を使用している人もいるため、思い込みで制作して失礼ならないよう二重三重にチェックをして正しい表記を徹底します。
感謝の気持ちやメッセージは、ひとりひとりに入れても良いですし、ある程度まとまったグループごと、最初と最後だけ、など様々なパターンがあります。
メッセージについては、こうしなければいけないという決まりはなく自由に入れることができるので、新郎新婦で話し合って決めると良いでしょう。
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