初めて結婚式ビデオを自作する際の段取りについて

結婚式のビデオと言っても、自分の「生い立ち」「エンドロール」または、友人の余興用等様々な用途がありますが、自作するポイントはそう違いません。それぞれ作成した経験をもとにポイントを記載したいと思います。

まず最初に、どの用途でも必要なことは結婚式のどの場面・時間帯で使用するかの確認することです。会場により入場前に生い立ちを流してしまうところや、中座中に流すところ(こちらの方が主流でしょうか)等違いがあります。このタイミングによって、ビデオを盛り上げるものにするのか感動的なものにするのか少し変わってきます。

次に考えることはもちろんイメージと中身の構成です。エンドロールであれば落ち着いたものが多いですし、余興であれば明るい盛り上げ系なのか新郎新婦を感動させるようなものにするのか考えることになります。もちろん式までの残り時間によって出来るものと出来ないものが出てきますが、せっかくの晴れ舞台なので妥協は禁物です。イメージが決まったら、どのようなメンバーで作成して何を流すのか等の中身の構成を考えます。協力してもらう人数や場所が多くなればなるほど素材集めに時間がかかるので、動画の作成期間も考えて予定を計画することをおすすめします。遅くても本番の1ヶ月前にはある程度の素材が集まっているようなスケジュールがいいです。

ここまで決まったら早速素材を集め始めます。素材が多い場合は動画が長くなってしまうことが多いので編集に時間がかかりますので注意が必要です。

例えば、生い立ちの写真は集められるだけ集めてもいいですが、選択にかなり時間を要します。出席者全員を一度は写したい等の気持ちがある場合は早めに探し始めて下さい。大勢の旅行写真等は誰が保管しているのかわからない場合が多いので探してもらう時間も必要になることもあります。

素材がある程度集まり始めたら平行して動画の作成を始めます。使うソフトは無料のムービープレーヤーでもいいですが一万円程度のソフトを購入すると、出来ることが大幅に増えるので時間があれば検討してみて下さい。どのソフトも良し悪しがありますが、使って見ないと使いやすいかわからないので挑戦する方はまずは購入してみて下さい。

最後にそれぞれのポイントをまとめます。

感動的なものを作成したい場合はなるべくシンプルな作りがいいです。写真の動きも最低限に控えると完成度が高まります。

一枚の写真は最低3秒程度表示させないと見ている人たちは顔の認識が出来ません。多くの写真を盛り込みたい気持ちを抑えて作成することをお勧めします。

初めて作成する場合は様々なことが起こりますが本番まで諦めないことが大事です。

結婚式のエンドロールに関するあれこれ

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