結婚式のしめくくりにはエンドロールが必要です
結婚式や披露宴が終わった後、しめくくりとして期待されるのがエンドロールです。ゲストの方へ来てもらったことへの感謝を伝えることや、新郎新婦のメッセージを流すことや、オリジナリティーの高い映像で独自性を出すということからも必要です。披露宴後にゲストをお見送りするための準備時間を設けるという意味合いもあります。
エンドロールの内容としては、まず新郎新婦からゲストへ向けてのメッセージを流すこと、そして、来ていただいたゲストの方のお名前を流すことが一般的です。ゲストへのメッセージについても、全体へのメッセージを流してから会社関係の来賓へのメッセージ、友人関係へのメッセージ、親族や家族へのメッセージと場合に分けて流すこともあります。人数の少ない披露宴でしたら、一人一人へのメッセージを流す人もいます。ですが、メッセージだけの映像ですと味気がないため、新郎新婦の写真などを合わせて流すことが一般的です。
BGMや写真もとても重要です。新郎新婦の好きな音楽をチョイスしたり、新郎新婦の写真を工夫をすることでより印象に残るムービーにすることができます。挙式にあまり人を呼べなかった場合は、挙式の写真をその日のうちに加工して流してくれる業者もありますし、前撮りを行った場合はその写真を使用することもできます。結婚式や披露宴をウェディングドレスで行い、前撮りで和装を着用した場合は、和装の衣装をゲストにお披露目する役割も果たします。婚姻届けを二人で出しに行った時の写真や、二人が出会ってから今までの写真を使用することもできます。このため、力を入れて準備をする新郎新婦も増えてきています。
最近ではさまざまな映像加工ソフトがありますので、自作することも可能です。そして、作成をする業者もたくさんあります。ですのでしっかりと考えたうえでどちらにするのかを選びます。式場提携の業者に作成を依頼する場合以外は、持ち込み料が必要になったり場合によっては持ち込みが認められていない式場もあります。ですので、事前に確認しておくことが必須です。
結婚式のエンドロールについての必要性は、日に日に高まってきています。それが挙式や披露宴の意味合いが、家と家とのつながりから新郎新婦が個々に呼びたいゲストへのこれまでの感謝の気持ちと、そしてこれからよろしくお願いしますという意味に変化しつつあるからです。感謝のメッセージを最後に伝えられる場だからです。
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