結婚式でプロフィールムービーを自作する方法

最近は結婚式でプロフィールを紹介する動画を流すのがほぼ定番です。

プロフィールムービーは、その名のとおり、新郎と新婦さんの生まれてから結婚式までの生い立ちを紹介するもので、映像といえど、生まれてから今までの写真をスライドショー形式で紹介するのが一般的です。

最近は設備の充実にともない、プロジェクターなどでDVDに焼いた映像を流すのが主流となっています。

自作に使うソフトは、Windows用としてフリーソフトのMicrosoft Movie Makerを使用すると便利です。

まずは下準備をするためにスキャナーが必要で、プロフィールムービーに使用する写真データはそれほどハイクオリティーな画質は必要ありませんので300dpiの解像度前後で取り込めるスペックがあれば十分です。

スキャナーがない場合は、スキャナーもそんな高価なものではないので購入するのもいいですが、今後使わなさそうなものにお金をかけたくない場合は町の写真屋さんなどでスキャンのサービスを行っているところがあります。

そちらへお願いするとCDに焼いてくれますので、そういうところへお願いするのもいいです。

写真選びは重要なポイントの一つで、新郎と新婦のみの写真ばかりに偏ってしまうと、ゲストによっては退屈に感じてしまう可能性があります。

おじいちゃんおばあちゃんと一緒に写った写真、いとこと遊んでいる写真、学生時代の友人と一緒に写った写真など懐かしい思い出と共に、思いがけず登場した自分の姿にゲストの方々は喜んでくれるので、盛り上がります。

また、生い立ちで、幼い頃から写真を並べるだけでなく、お父さんと本人が二人で写っている写真、お母さんと本人が二人で写っている写真を所々に入れて、そこにコメントを入れたり、前後の写真とつながるようなコメントを添えたりすると効果的です。

使える写真が少ない場合は、子供の頃に描いた両親の似顔絵や作文、当時の家の写真や最近の近所の様子など、思い出を振り返られるものなら何でも大丈夫です。

そして、BGMで使用される曲の多くは5分前後の長さなので、その中でしっかり見てもらえる速度で写真を表示しつつ、できる限りたくさんの写真を見て欲しいわけです。

その相反する要求は、1枚あたり7秒にすれば折り合いが付きます。

新郎の生い立ち15枚、新婦の生い立ち15枚、二人の思いで10枚、この合計40枚は7秒で考えると280秒で前後CGやロゴの装飾が入ってちょうど300秒ぐらいです。