結婚式のエンドロールを明るいものにするちょっとしたコツ

結婚式も終盤、披露宴が終わり新郎新婦が御礼の挨拶をして退場します。その後に、締めくくりとしてエンドロールの映像を流すのが最近のトレンドです。


ムービーを流している間に新郎新婦は来てくださったゲストの方々を送り出す準備をします。


そのため5分程度のムービーを作るのが一般的です。個人でムービーを作成する場合にはこの点も注意したいところです。


さて、エンドロールとなると結婚式の終わりという意味もあって、すこしセンチメンタルなものや感動させるものを作る傾向があります。


とくに、業者に作ってもらう場合は、式や披露宴中の映像を素材にして作ることが多いので、新婦が泣いていたり、ご両親が泣いていたり、ゲストの方々が真剣な面持ちで式に参列している、などといったシーンが多く取り扱われます。


では、明るいイメージで作りたいような場合、どうすればよいかちょっとしたコツを以下に述べたいと思います。


1.音楽を考える

エンドロールを作るにあたっては、ほとんど100パーセントに近いものが無音の映像に音楽をつけるものだと思います。

そのため、音楽は五感に訴える重要なファクターの一つとなります。明るい曲調のもの、ポップな感じを出すとこれまでの式や披露宴が楽しかったというイメージをつけることができるでしょう。

とくに女性ボーカルのもの、例えば最近だとYUIやaikoといった若い人が良く知っていてかつ年配のゲストの方でもチャラチャラしたイメージのつかないようなアーティストの曲を使うと全体的にしっくりとくるのではないでしょうか。


2.映像のトーンを考える

業者の方々が作るものは、映像をモノクロやセピア色を取り入れて荘厳な雰囲気でムービーをスタートさせて、曲が盛り上がるところでパッと色彩豊かなものに変えるものが多いです。

抑揚をつけるという意味ではもちろんこの手法は効果的だと思いますが、全体的にもっと明るくしたいのであれば、通しでカラーにしてしまうのもよいでしょう。

また、キラキラした効果を挿入したり、展開を速くするのも明るくする効果があります。


3.字体をポップにする

おそらくムービーの中では長いものの場合、来てくださったゲストの名前とともに一言感謝のメッセージをつけることが多いと思います。

些細な効果かもしれませんが、字体をポップにすることで全体的に明るいイメージになるのではないでしょうか。

ただし、読みにくくならないようにすることは当然ながら気をつけたいところです。

結婚式のエンドロールに関するあれこれ

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