結婚式のエンドロール用の適したコメントのコツ

結婚式も終盤に近づき、最後の感動的なシーンとなるのがエンドロールの演出やコメントです。

感動的に結婚式が終わりを迎え、主役の新郎・新婦が会場から出た後に流される作品となるため、出席して下さった全ての方々に対する感謝の言葉を綴ることが必要となります。

作品作りにおいては、専門業者に依頼することも可能ですが、ゲストへ向けたコメントは新郎・新婦の二人で考える必要があり、それぞれのゲストに対する適した言葉選びがポイントとなります。

通常は参列者の人数や曲の長さなどによって、参列者の名前だけを流すなどのシンプルにまとめた作品に仕上げるものの、最近増えているのが手作り感あるエンドロールです。

両親・親戚・友人・上司・同僚などに対し、感謝の気持ちを自由に自分たちなりの言葉に乗せて入れることができるために、普段伝え切れない言葉をメッセージとして流すことが可能となります。

作品作りのコツとしては、感謝や信頼、お礼の言葉を組み合わせることがポイントです。

というのも、会場には様々な関係者が出席しているため、全てのゲストが見て楽しめる、あるいは感動できる作品に仕上げる必要があり、様々な言葉で演出することで飽きることなく最後まで作品を見ることができます。

また、新郎や新婦との関係が順番を追うだけで理解できる構成にしてメッセージを流す方が見やすさがあります。

一番シンプルなパターンとなるのが上席のゲストとなる主賓からスタートし、近い身内は最後にする構成です。

特に難色を見せるのが親族に向けてのメッセージであり、両親の関係上で招待したものの、二人にとっての接点がさほど無いという親族がいるケースもあり、こうした場合のコツとしては、所帯を構えるまでに成長できたという気持ちを言葉に表すことがポイントです。

また、親族に対しては畏まった言い回しでも砕けた言い回しでも失礼にはあたらず、参列して下さった親族全員が読んでも不快にならない表現で締めくくります。

全てのゲストが始まりから流れるように見るエンドロールであるため、お礼とこれからの未来へ向けた二人なりの一言、そしてこれからも宜しくお願いしますの言葉を含む文章構成に仕上げることで違和感の出ない、まとまりのある作品に仕上がります。

また、丁寧な言葉遣いに仕上げる場合には、後方に席を設けられているゲストには見えにくいケースも多く、複雑となる漢字を使用することを避けることもポイントです。

結婚式のエンドロールに関するあれこれ

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