結婚式の終わりに流すエンドロールのゲストの表記順番の決め方
披露宴の最後に流れるエンドロールは、ゲストの皆様の名前が結婚式の素敵な映像や音楽と共に流れる大人気の演出です。新郎新婦が、ゲストの皆様へのコメントを考えたり、好きな音楽を選曲したり、様々な構成を考えることができます。その制作過程で、頭を悩ますことの一つが、ゲストの表記順番です。
日頃からお世話になり、忙しい中駆けつけてくださったゲストの皆様に、失礼の無いよう順番を決めなくてはいけません。人数が多い場合、とても大変な作業に思えますが、コツさえ押さえてしまえば難しく考える必要はありません。様々な方法がありますが、中でも分かりやすい方法を一つご紹介します。
決め方のコツとして、下準備をしておくとスムーズに進めていくことができます。
まず、大まかなルールを決めます。新郎側のゲストの後に新婦側のゲストを並べる、家族で出席されている場合、家族単位で並べる、家族の中の並び順は、父、母、子にするなどです。
次に、新郎新婦それぞれの側のゲストをグループ分けします。披露宴の席次表を決める時と同じ要領で、来賓、職場、友人、親戚、家族などのグループに大きく分けていきます。このように分けることでかなり決めやすくなります。
下準備が終わったら、いよいよ順番に並べていきます。
初めに決めたおおまかなルールに基づき、新郎側のゲストから、来賓、職場、友人、親戚、家族のグループの順で並べます。来賓グループでは、恩師やご祝辞を頂いた方は主賓として先に並べるようにします。職場グループでは、上司、先輩、同僚、後輩の順で、それぞれ職場での役職順に並べていくようにします。役職のない方や、後輩については、勤続年数の長い方から先に並べていきます。友人グループでは、大学、高校、中学、小学校という様に、時系列順で並べていきます。親戚グループでは、父方、母方の順で、それぞれ祖父母を先頭に、おじ・おば、いとこを生まれ順に家族単位でまとめて並べます。家族グループでは、兄弟姉妹、甥・姪、父母の順で、兄弟姉妹の生まれ順に家族単位で並べます。全体の構成から、父母は最後にされる方が多いです。
新郎・新婦側でそれぞれ並べ終わったら、それを繋いで表記していくだけです。新郎新婦にお子様がいて列席されている場合、エンドロールの最後に独立して表記すると良いです。新郎側と新婦側で同じルールに基づいて並べることによって統一感のあるエンドロールになります。
このように、コツをおさえておけば難しくはなく、新郎新婦で楽しく相談でき、大満足の結婚式の日を迎えることができるでしょう。
0コメント