結婚式で公開する自作ムービーを作るコツについて
結婚式の余興として流す自作ムービーというのは、簡単そうに見えて中々難しい物です。
観客である来場者は二人の両親から会社の同僚、昔の友人まで幅広い層が来ますのであまり内輪受けする物は作れませんし、仲間内なら許される不謹慎なネタも避ける必要があります。
なので、まずは手本を見てみましょう。今はyoutubeなどの動画サイトで結婚式のムービーを公開している会社などもありますし、過去の結婚式で評判がよかったものを仲間うちから探してくるという手もあります。
そう言った手本をいくつか見てある程度の形式や定番を知ったら、次は脚本と素材集めです。
脚本は気取った物を作る方法もありますが、あまり気取っていると判りにくくなってしまうので多少ベタな方向性で作る方があとあと問題は起こりにくいです。
素材は一番の腕の見せ所で、新郎新婦から写真を集めてもいいですし、仲間内で過去の写真や動画を集めるのもいいでしょう。
ただあまり私的な写真だと来場者が判らない事がありますし、過去の問題などは新郎新婦の評判に関わる可能性があります。
一つの目安としては「動画サイトで世界の人に見せても問題が無いか」という基準で集めるのが良いでしょう。
また、足らない部分は素人演劇で補うという手もあります。こういったイベントでの映像というのは、来場者もそこまで志が高い物は求めていませんし、盛り上げようという一体感が存在するので、そこまでレベルが高い物は要求されません。
こういった方法で素材をあつめたら、それをつなぎ合わせて編集しましょう。今は使いやすい編集ソフトがフリーから有料まで色々存在しているので使いやすい物を使うようにします。
そして音楽やナレーションなどを付ければ完成となります。
この際の注意点として、権利をしっかりと確認する事です。自作ムービーでよくある問題として、二人が好きな曲や流行りの曲などを使うという物なのですが、これはほぼ確実に著作権法違反になります。
また映像制作中にネットで拾った画像などを使うのも著作権法違反です。これは当然なのですが、中には「パロディであれば良い」「加工したらいい」という考えの元使う人も存在しますので注意しましょう。
こういった権利違反の動画の場合、式場に止められる可能性も出てきてしまいます。
また映像を一部のグループのみで作っているとどうしても評価が偏ってしまうので、一回公開前に外部の人間に評価を求めるようにしましょう。
客観的にみて面白い必要はありませんが、つまらない物は式のテンションを下げてしまいます。
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